指輪を手作りしてみよう

今、指輪を手作りしてみたいと考えているカップルが増えており、自分たちでオリジナルのペアリングを作ったり、エンゲージリングやマリッジリングなどのブライダルリングを手作りにしたりしているそうです。
もともと指輪を手作りすることはありましたが、素人が本格的にやるのはハードルが高く、せいぜい旅行先で行う体験程度のものがほとんどでした。
しかしここ数年でその状況は大きく変化し、素人でもプロが作った指輪に負けない本格的なものを手作りできるようになったのです。
それではなぜそのようなことが可能になったのでしょうか?

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手作り指輪が増えて身近に

これにはいくつか理由があって、まずは手作りの指輪が作れる専門のアトリエが増えたこと、そしてそのアトリエのレベルが全体的に高いことがあげられます。
手作りの指輪が作れる専門のアトリエでは、素人の人でも作業に参加できるようにしっかりとしたプログラムを組んでおり、しかも最終的に本格的な指輪を作れるようにしています。

まずはデザイナーとジュエリークリエイターが参加者と打ち合わせを行い、予算や希望するデザインを聞いて最終的な流れを一緒に決めていきます。
この打ち合わせが非常に重要なポイントで、ここでしっかりとした流れが決まっていないと成功しません。
そのためにはデザイナーやジュエリークリエイターのレベルが高くなければいけませんし、それまで経験も重要なポイントになります。

専門のアトリエに所属しているデザイナーやジュエリークリエイターはそれまで高級ブランドで働いていた人も多く、一流の技術というものを備えています。
したがってどうすれば良いものが作れるのかをきちんとアドバイスできますので、最終的な形も見えてきやすく、クオリティの高いものが作れるのです。

そして実際に参加する人たちは作業を一緒にすると言ってもすべての工程を行うわけではなく、仕上がりに影響しない簡単な工程を担当します。
そして仕上がりに影響する重要な工程はジュエリークリエイターが担当して仕上げていくので、初めての人や手先があまり器用ではない人でも安心して参加できるのです。
今話題になっている専門のアトリエの多くはこのシステムを採用しており、指輪を手作りできること、そして失敗せずにクオリティの高いものが作れるというメリットを感じられるからこそ利用者から評価されているのです。

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アトリエのクオリティが高くなった

たとえば、これまでエンゲージリングやマリッジリングなどのブライダルリングは高級ブランドショップやジュエリーショップで販売されている既製品を購入するのが当たり前だと言われてきましたが、最近ではそれだけではなく手作りの結婚指輪をチョイスするカップルも増えてきました。
これは間違いなく専門のアトリエが増えたこと、そしてアトリエそのもののクオリティが高いことが影響しています。
もしアトリエの評判が軒並み悪ければ、そこでブライダルリングを作ろうという発想にはならないはずですし、そもそも話題になることもなかったでしょう。

今はインターネット上でいくらでも情報が公開されてしまいますし、良い評判も悪い評判もあっという間に広がっていきます。
注目度が高まっているということはそれだけ評価されている証拠であり、結婚情報誌や結婚情報サイトを見ても、たくさんの関連記事を目にします。

中にはブライダルリングを専門にしているところもありますし、幅広い手作りアクセサリーを作れるところや、ワークショップを兼ねているところもあります。
もちろん通常のペアリングを作れるところもありますから、今後カップルのペアリングやブライダルリングは手作りがメインになる時代がくるかもしれません。

手作り指輪はSNS映えも抜群

そして手作りの指輪が選ばれている理由としてオリジナリティが出せるという点も非常に大きく、これはどれだけ高級ブランドのものであっても既製品では得られない感覚です。
おしゃれに敏感な人は人と被るのが嫌だという人が多いですし、特にブライダルリングともなると、できるだけ自分たちのオリジナリティを出したいというカップルも多くなります。
FacebookやTwitter、Instagramなどで写真を投稿している人もたくさんいますし、その中にはオリジナルのブライダルリングを投稿している人もいます。
オリジナルの結婚指輪を作れば誰かと被ることもありませんし、自分たちでデザインして手作りできるので、結婚後も指輪を見るたびにそのときのことを思い出せますから思い入れのあるものになります。

さらにコスト面でのメリットもあって、一般的なブライダルリングの相場はマリッジリングの場合だいたいひとりあたり10万円〜15万円、エンゲージリングの場合は20万円〜30万円程度だと言われています。
しかし専門のアトリエで手作りする場合は、3万円〜5万円程度の予算でも金やプラチナなどの本格的な素材を使った指輪が作れますから、同じクオリティでもかなりコストダウンすることができるのです。